ネコの尻尾を追いかけて

大野くんと、まつわる諸々、ツイートまとめも

ありがとう 嵐を旅する展覧会 ~青の部屋~ メインの備忘録

最初に…


※もうネタバレしかない。
自分のための備忘録として書いたので、脳の中の記憶を出来る限り浚い尽くしてみた。だから、ネタバレばかり。





とは言え、こういうイベントを文字だけでどこまで“ネタバレ”出来るものだろう?とも常々思っている派。



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さて、本題。



2020年2月17日㈪


もう最後まで暖冬かと思われていた今冬、ほぼ初の雪が吹雪く朝、出発した。
道中ずっと天気はころころ怪しかったけれど大阪に入った途端に晴天。

集合時間の45分ほど前に、すぐ傍の海遊館にも続く大きな駐車場に滑り込み(大阪文化館の駐車場は閉鎖になっていた)、

しかし暴風が荒れ狂い、ドリフかよと思うほど髪ばっさーとなりながら連れと写真を撮ったりとワラワラしつつ程よい時間に会場に到着。


ネットで騒がれていたような理不尽な本人確認…あったかな?
普通にスマホのデジタルチケットQRコードを手持ちリーダーで読み取り、会員証と写真入り身分証(私は運転免許証)の二つとしっかり見比べそれで終わり。
他にトラブっている人も見なかった。

Japonismドームツアー以来約4年強ぶりに私の名義が生きている事を確認できた今回の展覧会。
せっかくの想い出詰まったこの黄色カード、出来ることなら休止中も生かしておいてくれると嬉しいな。

そしてグッズカタログと購入券の入った袋を、「無くすとグッズ買えなくなりますから気をつけて下さいね」と渡され、エスカレーターを登って着いた所で例の山嵐のでっかい別バージョンの壁面5人がお出迎え。
右側に櫻井くんと寄り添う大野くん。
左側に松本くんと寄り添う大野くん。
一人辺り2パターンあって、どちらも良いけれど右側のビジュアルが特に好みだったかな?


連れとそんな話をしながら、通された待機通路では、アクスタのやり過ぎちゃった嵐家族ご一行様(JET前Ver.)が右壁面に並んでいた。
同時間枠の人達が何組かに区切られ、一組辺りは大体15人くらいで進んだだろうか。
通路入って直ぐが風呂敷背負った大野爺ちゃんで、綺麗に光るツルツル頭を撫でたい衝動と戦う我。
アマゾン密林風な装飾の通路に、押し寄せる海の波の音、小鳥の賑やかなさえずりが聞こえていた。


更に進むと、嵐からのメッセージ


5人で歩んだ20年間を
みんなで旅してみたいと思いました。
晴れた日だけじゃなかった20年。
でも、振り返ればそれは絶景です。

『ARASHI EXHIBITION JOURNEY』

僕らの旅を、いつだって
最高のものにしてくれるみんなに
ありがとうの気持ちを込めて。

           嵐

そして遊園地のアトラクションさながらなセリフでスタッフに案内誘導され、さぁいよいよ始まりです。



一番最初の部屋(ワープスクエア)は360度全面スクリーンで、まず入って正面の壁に「ようこそ」と嵐が現れる。
そこからWelcomeトークが続き、メンバーが四方八方に散って現れ、そして5×20MVの千葉の海が右側に映される。

遠くで大野×相葉の天然コンビ組がキャッチボールをしている。ところからの、メンバー達に呼ばれてキャイキャイ走って来て画面いっぱいに大野くんの可愛い笑顔が砂浜に滑り込んで砂を巻き上げながらド迫力でズサーッ!

この部屋、大野担は入って右後方に!と事前にそれだけはと伝え聞いていたのでその通り待機していたけれど、右後方よりは右もう少し中央寄りに大野くんは現れたような?もう少し前に行きたかった(笑)



様々な部屋があったけれど、大まかに印象的な事を言うと、数多くの生写真が展示されている、そのどれもが大野くんビジュアル最高!
彼、写真写り残念なこと多いのに(ごめんよw)本当に全部良かった。
上から下へ順番に2009年から2019年まで並べられたコンサート及び楽屋風景写真の中では、特に2015年のビジュアルが個人的には好みかな。チョコレートケーキを食べている写真など可愛かった。
上半身裸の楽屋写真もあったな。綺麗な筋肉。
別の部屋では、会報の箱根旅行で5人で入った温泉の裸写真も。
全部売ってくれー!いや、売ってくださいお願いします(土下座)



衣装展示室

まず入って直ぐ飾られているのがあのデビュー曲のスケスケ衣装。
メンバー誰の衣装か分かるように全ての衣装の足元にポチッと小さな色表示がある。
10周年の時に作り直した物にしたって、それでもあれから10年だよ、こんなに新品みたいに綺麗に保存出来るものなんだねと妙な感心。
ツルツルしていない雨合羽みたいな材質かな。

そこからの歴代の衣装の作りが、本当に細かい。
刺繍も、スパンコールにラインストーンその他の素材やボタンの取り付けも、縫製も、見えない裏地まで何となくの無地だけではなくデザインされているし、細部まで物凄く凝って作られている。
生地自体、安っぽい物などなく全てしっかりしていて、適当な仕事が見えなかった。
そりゃあ大野くんもこう言うだろうし、


嵐がファンにこうしてジックリ見せる機会をいつか設けたかったのもよく分かる。
これは美術品として展示するだけの価値ある品々ですと思った。
強いて言うなら、スケスケ次からの、歴代衣装始まりの5×10のOPフライング白衣装が一番簡素かなと。これだけは少し毛羽だった痛みも僅かに見られたけれど、他は綺麗な新品そのもの。
つまり、段々お金をかけられるようになったのかもね。


しかし、それだけに、めちゃくちゃ重そうだな…と。
こんな重そうな衣装を何枚も重ね着して、あの軽やかなダンスを舞っているのかと思うと、改めて凄いなと。ほとほと感心してしまった。
PopcornのUp to youのフリフリ可愛いカラフル衣装なんて材質、正に真冬!!別珍と言うの?ベロアと言うの?
常夏のハワイOPの赤い衣装(これ大好き)も通気性は悪そうで、そりゃああんな大粒の汗も出るし、ピカンチ踊りながらメンバー同士顔見合わせてヤバイwと笑っちゃう(笑)
つくづく魅せるお仕事だよね。
ありがとう。


そうだ、周りの人達が騒いでいた。
「大野くんの衣装どれも小さい!パンツとか細っ!!」



ピカ☆ンチのお部屋

撮影期間中に撮影された嵐のパネル写真が何枚も飾られている。この頃の大野くん女の子みたいで愛らしい。

当時5人を写真に納めてくださった岡本健一さんからのメッセージが、壁一面に縦書きで書かれていた。


嵐との記憶


その頃 嵐のメンバーは しきりに「ブレイクしたいっす!ブレイクしたいっすよ!」と 口にしていました
私は その度に「お前らの言うブレイクってどういうこと?」と聞き
彼らは「ブレイクっていうのは~ なんか~凄いんですよ!
~とにかく~凄くなりたいんですよ~!」
と いうやり取りをしていたことを思い出します



潤は
自分の好きな物を良く知っている 誰よりも 大きな好奇心を 持っていて
早く大人の男になりたいようで
いつも私にまとわり付いてくる若者でした


ニノは
誰よりも 負けん気が強いながらも その事は表に出さないで
いつも飄々としている風情でいる
フォークとパンクが同居したような若者でした


アイバーソン
少年のようで 子供のような 気の小ささを周りに感じさせないように
かなり頑張って行動に移すも上手くいかず
その事を 誰よりも みんなで笑い合う若者でした


櫻井は
長ラン羽織って リーゼントのツッパリ姿で
「今の俺なら誰にも負ける気がしねぇっす!」と言いながらも
常に勉強グッズを手にして 時間があれば
私には理解出来ない難しい単語をブツブツ暗証している
誰よりも 大学卒業を目指している 尊敬してしまう若者でした


大野は
全てに対して
誰よりも 無頓着でいながらも
全てに対してレベルの高い表現を魅せてくれる
頭の中の大自然を自由に歩き廻る お爺さんみたいな若者でした



彼らは 多くの方々から「ブレイク」したと認識されている 今
果たして 自分自身の中でも ブレイクしたことを 感じているのだろうか?


まだまだなのか?
もう 過ぎ去ったことで 興味のないことなのだろうか?


それとも この先に誰もが全員納得の ブレイク
「凄いこと!物凄いこと!」が あるのだろうか?


私が 出会った時
嵐のみんなは なんでも言い合ったり
ふてくされあったり 笑い合ったり 話し合ったりで
異常に仲が良くて その姿を とても微笑ましく思っていました


そこから何年も経った今現在も みんなの仲が 異常に良いというのは
良い意味で かなり異常なんだと思います


彼らの 巻き起こす 嵐に 巻き込まれるのは


心地良い



岡本健一


私はこの頃の嵐をリアルタイムでは追っていない。
でもピカンチシリーズはあの空気感がすごく好きな映画で。あれぞ嵐だからこそ出来た作品だろうと思う。
ハルくんは正直ちょっと苦手なタイプなんだけども(笑)
でもそれだけ好みの掛け離れた同じ顔したまっったくの別人格を作ってしまう大野くん凄くない?と思うのだ。
屋上で歌い踊る“大野智”とのギャップ萌え甚だしいピカ☆☆ンチのエンディングよ万歳。

写真集『嵐04150515―嵐のピカ☆ンチな日々』をまた見直してみようと思った。



絵の部屋
2011年2月3日㈭の朝日新聞に掲載された、映画やドラマでお世話になった原作者達による各メンバーの似顔絵原画の展示。
大野くんは勿論、藤子不二雄A先生から。

そのとき先生の大野くん似顔絵と一緒に新聞掲載された大野くんのコメント(これは会場展示にはない)


     大野智が読んだ
     「怪物くん」

僕がドラマで演じたのは、ある
程度自由な僕なりの「怪物くん」
です。原作はやっぱりすごくて、
もっと怪しげというか、ちょっとした
「毒」がある。それが、怖いもの
見たさとうまく結び付いて、人を
引き付けるんじゃないかな。



ミッキーの原画は、私は相葉くんの作品のタッチがすごく好きだなと思った。添えられた彼のサイン共々。
去年のテレビジョン月刊嵐で大野くんが言っていた。


「相葉ちゃんはさぁ、絵を描くとき、一本の線で描かないんだよ」
「シャッシャッシャッって感じのラインなんだよね」

それがとてもいい味を出しているの。
私も美術を勉強していた学生時代そのタイプで、それを講師に不思議そうに指摘された事がある。国内でも海外でも。
一本の線でガッと描いた作品は勢いがあると褒められていたし、シャッシャッシャッは余り良しとはされないかもしれないけれど、
でも温かみがあって好きなんだよそういうの。



FREESTYLEⅡに寄せられたメンバー達からの“リーダーの肖像画”もまた飾られていた。

左から松本くん二宮くん画、真ん中にモデルになった大野くんの写真を挟んで、右に相葉くん櫻井くん画と続く。

その下に、4人の絵の模写が壁に直に描き加えられていた。
(という事は、考えてみたら東京会場から回ってきた移動の設置壁だったのかな?その場では意識していなかった)
傍にいた奥さま方が、4人がまた描いたのかなぁ?と話していらっしゃった。
けど、たぶん違う。
確か松本くんが話していた、会場で大野くんが描き加えていたという物がこれなんだろう。


『「うれしい」と「ありがたい」以外の言葉がない。これ見ながら、お酒飲んだら…俺、泣いちゃうね(笑)』
作品集FREESTYLEⅡ の『メンバーへ』から抜粋

(このメッセージも会場展示にはない)


Miles awayのレコーディングが終わって、出来上がった5人の歌を家で呑みながら聞いて泣きそうになった、ライブで泣いちゃうかもしれない、と話していた大野くんとリンクする。
この作品集には彼のキレイなとてもキラキラした気持ちがこもっているから、まだ手に取った事がない、大野くんの事も好きな嵐ファンには是非見て欲しいなと思う。




そして、余り大きくはない部屋、6畳くらい?に入ってすぐ左手。
青い木目調の板壁に白字で横書き。
当ブログ記事タイトルに“青の部屋”とは記したものの、壁が青いのはこのメッセージ付近だけ。

OHNO ROOM


大野智が決めた展示のテーマは “アート”と、“ダンス”です。


「自画像があってね、結構大きいの。『FREESTYLEⅡ』のときに描いて、大阪の会場
限定で展示したもので…自画像だからちょっと恥ずかしいんだけど(笑)、よかったら
見てくださいな。あと、当時使ってた筆とかパレットが実家に残っていたから、それも
今回一緒に展示しちゃおうと思って、持ってきました。まぁ、数年前のものだから、ちょっと
古くて汚れてもいるんだけどね(笑)…こういった画材を使って描いてたんだよ、って
いう感じで。そしてもう一つ…何か見てもらおうと考えたら、みんなが見たいものって
やっぱりダンスなのかなぁって。『5×20』のツアーの稽古場で、振付に一人で黙々と
臨んでいた日々とその様子を、映像にまとめました」


そのメッセージから、同じ壁面で右に続いて、
筆が太いものから細いものまで何本も、1本1本、壁に設置したホルダーに立てて飾られている。
性格が表れていると思うのが、筆軸にほんの少し絵の具が付いている物はあるし、ほんの少し毛先が乱れている物もあるけれど、全体的にとても綺麗。
間違っても水の入ったバケツに浸けたまま筆軸を腐らせたり変色させたり筆先に折れ曲がった変な癖を付けたりはしない(←それはお前です)
いつもちゃんと丁寧に洗って大切に手入れしているんだろうなと感じた。

続いて、壁に片手を置いてペンで周りをなぞった手形。
“←大野の左手だよ”と書かれている。
その成功作の前(左側)に“失敗!☆”と書かれた、途中までなぞった失敗手形もそのまま残してあって、「かわいい~♡」という声が周りから挙がっていた。

続いて、透明なプラスチックの薄い平容器(一般的な平パレット強くらいの大きさ)に黄色い絵の具が伸びている。
隣には花型パレットだったかな?(記憶曖昧)色んな色が置かれ混ぜ合わせたまま固まっている。
その隣には使い捨ての紙パレットの束、そこにも絵の具が伸ばされている。


入って真正面の壁には最初のメッセージにあったように、白い稽古場で一人黙々と、時には椅子に座って上半身だけ動かしたりイメトレしているような場面も混ざりつつ、熱心に踊ったり考えたりして試行錯誤しながら振り付けを作っている大野くんの姿が映されている。黒いスマホをずっと片手に握り締めたまま。
10カット近くが細切れに繋げてある編集。終始無音。

映像左下の壁に掲示されているのは、シンプルに小さく、


映像:51秒


具体的な映像内容は、、、

服は例のDIESELの白Tシャツ。
黒っぽいキャップを被っているシーンも。

映像が始まって確か最初のダンスシーンでは、サイドウォーク?の足の動きがヤバイ。
あの、爪先重心が印象的でヌルヌル無音で浮遊移動するような足。
ライトファンな連れまで「足がやばかった、あの足どうなってる!?」と後で言っていた。
スロー再生できないからどうなっているのか、15回くらい粘って見たけれど私も分からない。

そして、机上にペットボトルの飲み物三本ほど。
そこの椅子に座って脳内のイメージを両手でシミュレーションしてみたり。
アニメーションダンス…ティッキングというのかな?
上半身を小刻みにコマ送りのように動かす動きを、真面目な顔で考え込みながら行っていたけれど、それが一般的によく見るティッキングと比べても本当に細か~い精度の高い小刻み。

Documentary Film~アユハピ~に映っていたBad boyを無心に踊る真剣な表情の大野くん再びといった趣の映像まとめだったけれど、その中に、
定点映像でラフに踊る大野くんの顔に柔らかい笑顔が浮かんでいる一瞬があり、心ほどける心地がした。

ミュージックデイの氷琴演奏の時、必死に練習してる顔を映すな、翔くん俺のこんなの見た事ないから新鮮だと思う、と17年一緒にいるメンバーにさえそんな大野くんだったから、
アユハピのその時にだって、絶滅危惧種の野生動物の撮影に成功しました!!レベルの感動と驚きがあったのに。
こうして、また見せてもらえるなんて。

この映像、
NetflixのARASHI's Diary -Voyage-#2の残り21分25秒辺りから松本くんと話していたここ↓の振り付けですね。Face Down前の大野智ロダンスセクション。
大野くんの服も確かそのVoyageのとき着ていた白T。


演出を考えあぐねている松本くん
ふと、左横に座る大野くんを真っ直ぐに振り向き、


松本
どういうダンスやりたいの?(笑)

大野
…え…(笑)

最初はなんかゆっくり…
で、いきなり、パーンとなる感じ…

松本
その、ゆっくり…の場合は、えっと、ゆっくり踊る?…じゃなくて、なんか、出てくる、みたいな感じ?

大野
出てきて…
なんか、ムーンウォーク…じゃないけど、なんかそういう不思議な動き、みたいな

松本
あぁなるほど
(すぐ彼のイメージを理解しているのが両手の動きで分かる)

大野
で、いきなりポーンと音鳴る、とか

スタッフ
フリ足してfixしちゃいます?自分で、ソロでやる所
自分で作るやつ
それとも毎回その音に対して、フリースタイルでやるか~…

大野
いや、決めちゃう(即答)


ダンス映像対面の、入口側の壁には入口以外の何もない。

そこの壁に半ばもたれるようにして、一度映像がフェードアウトで暗くなって終わる度に次に再生されるまでの間毎に、右側(メッセージや画材壁面の対面)にドーンと飾ってある自画像を観察していた。

狭い部屋なので、より大きく感じる。
FREESTYLEⅡの大阪会場で観た時とはやはり感じ方は少し違ったかもしれない。
あの時は物言わ(え)ない彼の哀しさ切なさのようなものをこちらが勝手に想像していたから。
今回はそんな悲哀のようなフィルターは外して見る事が出来た。

ただ、どうあってもどんな目にあっても、人を、ファンを信じているのかな。
彼がよく言って来た「みんないい人だから、自分は周りに恵まれている」旨の言葉を思い出す。
本当に強くて優しい人だなと思う。
また絵を、この絵も見せてくれるとは思いもしなかったんだよ。
今回これが飾られていると最初知った時、心が震えた。

ありがとう大野くん。

2013年のan・anで撮って貰った写真を元にした自画像。
向かって左半分は髪の流れで頭頂部付近が「5」と形作られていたり5色で彩られ、目(赤い)も鼻もしっかり描かれているけれど、向かって右半分は顔はほぼ白く塗られていて髪の毛はその白色と左半分の5色が混ざってピンク色になっていたり。金色っぽい渦も巻いている(…あ……“渦”!!……)

自分の半分は人生大半を過ごした嵐で出来ているとでも言わんがばかりに、と思った。
また、嵐以外の自分は真っ白でまっさらな無限の余地を残しているという風にも見える。
解釈には見た人の願望も入るものだから正に見方はFREESTYLE。


ダンス映像壁面の映像右側は次のSAKURAI ROOMへの入口が開いている。



SAKURAI ROOMは壁の一面が自宅の再現でスノードームコレクションが並んでいたり、彼の大切な宝物とおぼしき物が色々と飾ってある。
GQ Men of the Yearの盾は、震災年で授賞式はなかった大野くんもこんな感じの物を貰ったのかなと想像した。

この部屋では5×20のリリックを作る過程の櫻井くんの51秒の映像が流れている。

その対面壁にはプロジェクターで幾つかのリリックが投影されては二重訂正線でシャッ!と消され、新しいリリック(実際表に出したリリック)に書き直されるという映像が繰り返される。

その中に、


共に未来を見つめていたいの
ずっともっとこうしていたいよ


から、


共に未来を見つめていたいの
揺れる船に響く誓いよ

と書き直される部分が。

いつも冷静で中立であろうとする彼の、休止についての剥き出しの本心を見た気がした。
グループの休止は皆で出した決断だけど、一人一人の想いはあるだろうから、やっぱり、胸はぎゅっとなる。



続いて、AIBA ROOM

櫻井くんと同じくらい沢山の物が飾られた部屋。
主演ドラマ『僕とシッポと神楽坂』スタッフTシャツや24時間TVドラマ『絆のペダル』台本や自転車
ベストジーニストの盾、嵐にしやがれツーリング企画のバイク壁面イラスト、幼い頃からの微笑ましい家族写真、そして24時間の直筆手紙などに混じり、

彼の部屋には何気に、

大野くんがいっぱい!(笑)



*バズりNIGHTの3人Tシャツ

嵐にしやがれ大野智の作ってみよう』で大野くんが彼の為に作ってプレゼントしたジーンズ

*嵐5周年の時に作ったTシャツ(胸元のイラストが大野くん、渦巻きでarashiと描かれている袖デザインは相葉くんで、2人の共作)


はー尊いね。
天然くん……。



次のNINOMIYA ROOMでは、彼が俳優としていただいた賞状やトロフィーが飾られていた。


何か一つみんなに撫でてもらう企画のアイデアも出たけれど、「お地蔵さまじゃないんだから(笑)」とナシになったらしい。

でも、一つだけ触ってもいいアカデミー賞の『母と暮せば』のトロフィーは、スタッフの男性が待ち構えるように「どうぞ!」と勧めてくれ、
「持ってもいいんですか?」と聞くとイイと言うので、実際に持ってみると小さい割にとても重たかった。
小さいのにずっしりシッカリ。
お…?まるで、和也さんそのものでは!

私の次の女性が「これきっとみんなが持って表面剥げちゃったんだね、多分そうよね」とスタッフに同意を求めていた。スタッフ相槌を打っている。


太っ腹だねニノ、いいんかい?という申し訳ない気持ちに。



最後のMATSUMOTO ROOM
ここでも51秒の映像で、彼は演出を作り上げる過程。
Voyage#1最後でも流れた、会場をスタンド席から見ながらメモをとる、睫毛が印象的な目元アップのシーンがあった。

その対面には演出メモの写真が壁一面に。
Japonismの演出メモだ。

私はこの演出の繋がりから見える物語性が好きで、
特に大野くんソロのマスクマジック→暁(バックスクリーンに龍)→ジャニーズJr.ショー(下駄ップ←昔これは嵐メンバーもやっている、や龍退治や牛若の笛の音、アクロバットなど、KTKを思わせるショーが散見される)→Japonesqueまでの流れには何か意味あるんでしょ?ねっ!?ね!?松本くん!!?と(笑)

しかし、残念ながらそのメモは、Bolero!の次はJaponesqueに飛んでいて、その辺の詳細は分からず。


Japonismツアーパンフレットの嵐対談
(マスクマジックについて)


櫻井
ジャニーズの伝統芸ですよね。
相葉
大野さんにしかできないでしょ。
松本
DNAに刻まれてますから、大野さんの。2年近くやってたわけだからね。


――“ジャニーズのエンターテイメント”っていう意味でも原点に戻るというか、そういう思いが詰まっているんですね。
松本
そう、だからリーダーにはマスクをやってほしい。それはリーダー以外には誰にもできないし、昔、リーダーが京都でやってたマスクを観ていた人は、ちょっと…それは何か感じるものがあるんじゃない?

MATSUMOTO ROOMを出ると、またあの大きな山嵐の壁面が待っているんだけど、丁度この部屋の出口からずっとその一番端の松本くんのドアップが見えていて、もしそんな所まで敢えて狙っているのだとしたら、松本潤尽くしで正にMATSUMOTO ROOM!
面白いアイデアだなと感心したのだった



ここまで見て来て、映像があった智翔潤の3人共に映像時間は51秒だったなと。
これも何か意味あるんだろうか。
何だろう?

5個1、的な?


しかし、私ずっと大野くんがファンに見せてくれるものが歌ではなくダンスだけなのが気になっていた。最後の嵐のワクワク学校も彼の授業は『ダンス』だった。
歌えば踊れと言われ、踊れば歌えとファンの子に言われるから困っちゃう的なことを何度か口にしてきた彼だから、その二つを主に望まれている事は知っていると思うわけで。
まぁ、歌とダンスはこういうスタンスでやって来た人だと思うから、個人でどちらか見せようと思えばダンスにはなるんだろう。


この展覧会で歌はどっちにしろ難しいかな、51秒では。
OHNO ROOMにはずっと隣のSAKURAI ROOMで流れている嵐の音楽が聞こえていたくらいで、OHNO ROOMで大野智の歌を流すとそれは同じように隣の部屋にも聞こえるわけで個人部屋を別個人が侵食してしまう。



終盤には、
A・RA・SHIインストゥルメンタルに乗せて流れる嵐の思い出映像の部屋
部屋は一組(10人~15人)ごとの完全入れ替え制。

映像の一番最後にはこう映されて終わる。


…and more to come





そこを出て歩いて行くと最後、通路の左壁面に嵐からのメッセージがあった。

大野くんからは、


大好き♡(ハートの右上方にはチョンチョンッと線3本の装飾)

(彼のサイン)




結局スーベニアショップに辿り着くまでにメモも取りながら2時間くらいは要しただろうか。
普通にさらっと見るだけなら1時間もあれば十分回れたと思う。

私はもうグッズは既にネット通販で購入しまくっていたので新たに欲しい物も特になく、ショップをぶらぶら見て回った後、買う物ないんですが…とスタッフに言ったところ、列に並ぶ必要ないからとロープから潜って抜けさせてくれた。

写真撮影ブースまで行くと、連れが待ちくたびれて待っていた。ぶーぶー言われたけれど、だから事前に、私は時間が掛かるよと言っておいたじゃないか~(笑)
でも、ゴメンよと後でちょっとしたお詫びを。

コンサートとも性質の違うこういった展覧会は、温度の近い嵐ファン(同担ではなくても)か、お一人様参加が気楽なのかもしれないね。

で、「外は風が強いですから気をつけて下さいね」と女性スタッフに出口近くのスロープで声を掛けられ、お礼を言って建物を出た途端、
未だかつて台風でも経験のないほどの凄まじい強風にゴォーッと煽られスッ転んだ私。
さすがは!嵐…!

面白い経験をした(笑)




楽しかったよ。
ありがとう嵐。



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入場前にパチリ

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出て来たら仕舞われている所だった

【ランダムに思い出のARASHI DISCOVERY】2017年2月28日 それが、わたくし大野智でございます(自分のペースで行かせて)

おはようございます。嵐の大野智です。
今日の一言、かもんっ!


『絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること、それが最も素晴らしい偉業である。』


これは、アメリカの思想家ラルフ・ウォルド・エマーソンさんの言葉です。
何かに影響されてはいけない、という事ではなく、何かを判断する時に、自分をしっかり持って判断しましょう、という事です。


ねぇ、自分らしく、マイペースですね。
自分のペースで、えぇ、動くという事ですよ。


ぼくはマイペースですか?
うーん…、自分じゃよく分からないですよね、自分の事なんかさっぱり。うん…。
まぁでも、自分の時間は大切にする~大切っつーか、無いとダメなタイプですね。うん。
だから、申し訳ないけど、ラジオ通じて言いますよ。

後輩とか、その他の友達、誘われますよ。
いつ食事に行きますか、とか。いつ空いてるんだとか。ありがたいんですよそりゃ。で、まぁよく口グセのように、タイミングが合ったら行こうねと(笑)言ってしまいます。

ぼくの友達、このラジオ聞いて、いて欲しくないですが、もう~~…よく入れます、タイミング合えば行こう。
多分それをメールで打ち過ぎたんでしょうね。
一人の友達から、またこれかと思ったんでしょうね。
「いや、タイミングというものは、作るものだ!」言われましてね。
ごめんなさいと、送りましたよ。


なんかねぇ~約束があまり(笑)できないんだよね(笑)約束できないんだよなぁ~。マイペースだから?

例えば、一週間前に、約束できないんだよね。
気分変わる、かもしれないじゃん。

いや、なんか、何だろう?仕事入るかも、っていうんでもなく、例えば一週間後は休み、ってもし決まってたら、休みじゃなくてもいい、早く終わる日とか。
で、そこに予定入れちゃうと~、あっやべっあと三日後だ、あと二日後だ、とか思って、あの、だんだん、あの…えへへ…(笑)ね~(笑)
ヤバイ!ヤバイ!(笑)一人で居たくなって来た!(笑)って、なりますよ。

正直、断った事もあります。正直に言った事もあります。
ちょっと、ごめん。ちょっと気分が違うと(笑)んふふっ(笑)
って言った事もあります。

まぁ結果、一人でスーパーに行って、家でタコとキュウリを切って、一人でお酒を呑んで、過ごしてんのが、正直っ!好きですっ!

それが、わたくし大野智でございます(笑)


自分のペースで、これからも、どうか、行かせてください。
以上大野智でした。

「歌手は聴く方の代弁者 感情を込めて歌ってはダメ」

2015年2月21日放送
心ゆさぶれ!先輩 ROCK YOU

内容:演歌SP!ベテラン八代亜紀VS大注目若手の山内惠介

出演:加藤浩次大東駿介木南晴夏(以下敬省略)


~番組トークからの抜粋~


大東「それでは早速、お二人さん心ゆさぶるものは何なのか、探っていきたいと思います!まず最初はこちら!心ゆさぶる!“実は感情なんて込めてません!”」
木南「え~!」
加藤「ちょっと待って下さい!これは演歌歌うのにという事ですか?八代さん?」
八代「そうそうそう、感情込めない」
加藤・大東「えっ!?」
大東「そんなテンションで今おっしゃりましたけど、じゃあビックリです」
加藤「演歌って感情ありきじゃないですか?」
大東「ね?」
八代「違うの」

――あれ?今までゲストに来て下さったミュージシャンの皆さんは、こんな事おっしゃってましたが?

大東「(クリス・ハートさん)どんな曲でもそのキャラクターになり切る。『涙そうそう』は沖縄に住んでる人の気持ちを意識して歌う」
八代「そうね、そういう人もいるかもしれない」
大東「(中島美嘉さん)感情移入が激しすぎる。技術よりも“感情”と“伝える”ということが前に出ちゃう」
八代「う~ん」
大東「(JUJUさん)歌詞が、感情として経験したことが無い内容だったら絶対に歌わない」
八代「へぇ~。私、歌の中に自分の経験どれもないもん」
加藤「え?でもね、八代さん、『舟唄』で、『お酒はぬるめの燗がいい~』ってあるじゃないですか?」
八代「最高じゃないですか!」
加藤「入ってるでしょ?気持ち?」
八代「それ感情じゃない、八代の声なの」
加藤「声?」
八代「感情出てるように見えちゃうんでしょうね」
加藤「見えるだけ?八代さんの場合は?」
八代「そうです。感情入れると、自分の心も出ちゃうわけですよ。その歌手の人の人生観とか出ちゃうわけですよ」
加藤「それいいんじゃないですか?」
八代「ダメなの、それ」
加藤「え~!」
八代「歌は代弁しなきゃいけないと、私は思うのね。聴く方の代弁者。自分の事をこの声が歌ってくれてありがとうと思われなきゃいけない」
木南「自分の世界に置き換えられるように?」
八代「そう、聞く人の事なの」
加藤「木南にしても僕にしても大東にしても、歩んできた人生が違うから…」 
八代「違うでしょ?」 
加藤「だから『舟唄』聴いた時に、自分の『舟唄』にしてほしい?」
八代「そういう事。そうでないといけないと私は思ってるのね」
加藤「そうか、ただの代弁者であるべきだと?」
八代「代弁者です。失恋してて、辛い思いしてて、悲しい歌を歌えないの。で、ホントに恋人が出来て、とても幸せで、だから悲しい歌が歌えるの」
一同「へぇ」
加藤「でも悲しい経験も無いと、歌えなかったりしません?」
八代「そういうのはね、自分の中で消化して、楽しく歌った方が悲しく聞こえちゃう時ある」
加藤「はぁ~深い!!それは深い!!」
大東「受け手側はそれを聴いた側はそういう事なのか」
木南「難しい」
加藤「別れの時に、フッと笑顔とか作る方が悲しくなったりするもんね」
八代「その方が悲しいの。私はだから、悲しいね~辛いね~辛いね~辛いね~って(悲しそうに)歌わないの。辛いね~って歌った方がグッときちゃうの、みんな」
加藤「すごい!」
大東「確かにそうやわ」
加藤「今日ちょっと『舟唄』用意してるんで。それを踏まえてちょっと聞いてみましょうか?」

(♪『舟唄』流れる)

八代「軽く…」
加藤「言われたらそれ分かる!」
木南「悲しく歌ってないですね」
八代「ね~歌ってないの」
加藤「ちょっと八代さん自身、八代亜紀さんを入れて歌うとどんな感じになります?感情入れて歌うと?」
八代「え?入れてみると?作りね、オーバーにすると『しみじみ飲めばしみじみと~(すごく悲しそうに)』ってやったら嫌でしょ?」
加藤「ヤダ!」
一同「(笑)」
八代「でしょ?ヤでしょ?」
大東「それ重たいですね、なかなかね」
八代「これがだからダメなの。代弁者にならないといけない」

大東「続いていってみましょう!続いての心ゆさぶるものはこちら!心ゆさぶる!“裏の通用口で…”」
八代「10代の時に銀座で歌っててね、歌の心ってのを知ったんですよ」
加藤「え?10代で?」
八代「女心をね」

ーー銀座のクラブの裏にはこんなドラマがありました

八代「例えばさ、昼のクラブはね、綺麗なお姉さんたちがね、給料日になった時にね、裏口で給料もらいに来てる恋人とかいるんですよ」
加藤「へぇ~金の無心というかね」
八代「そう。その時に、あんな綺麗なお姉さんが、なんか辛い顔して『今日はこれ位しかないから、渡せないから』って言って、渡してる姿を私、見た時にすごく切なくて、なんか女心ってこういう事なんだなって、表では笑ってて、裏では泣いてるって言うね…」
八代「歌の心っていうのはそういう事なんだな~と思って、それで私、歌がちょっと変わったというか、『辛いね~』(辛そうに歌うん)じゃなくて、『辛いね』って歌うんですね。そしたらホステスのお姉さんたちが『うぉ~』って泣き出しちゃったんですよ」
八代「だからその自分なりの歌い方で歌うんじゃなくてね、辛い時は最後『辛いね~』って言うと、ガッって心をがつかめるんだなって事を知ったんですよ」

加藤「そこからガラッと変わったと?」
八代「そっからです。八代亜紀の今のプラスになってるの」



この八代さんのお話と同じことをテノール歌手の秋川雅史さんも話されている。
「千の風になって」で話題のテノール歌手、秋川雅史インタビュー - CDJournal CDJ PUSH

「この曲(『千の風になって』)を歌うようになってから、歌にとっての詩の大切さを今まで以上に感じるようになりました」
 しかし、歌い手として詩と向き合う方法は以前と変わらない。「詩に感情を込めて歌うのではなく、ひとつひとつの言葉を丁寧にメロディに当てはめることだけを考える」と強調する。感動を誘う歌唱からすれば逆説的にも聞こえるが、「そうすることで詩の持つ力を一層引き出すことができる。音楽の詩は聴く人が解釈するもの。歌い手がどう感じるかじゃなくて、聴く人がどう感じるかが大切だと思っています」


本日発売の『女性自身2019年1月1日・8日号』で大野くんが次のように話していているのを見て、すぐ八代さん秋川さんの前述トークを思い出した。

Q:歌を通して表現したいことは?
A:デビューから今も、自分の勝手な思いだけで歌わないようにしている。

大野くんと言えば、その透明感ある歌声による歌唱力の高さは恐らくファンの贔屓目なく広く知られるところのはずだが、クセの少ないストレートな歌い方をする為か、無機質無感情に聞こえると言う人も中にはいるようだ。
だけど、それが八代さん秋川さんのように意識的に行われているのならば、これまた彼のプロフェッショナルぶりに唸るばかり。


八代さんが「そういう(感情を込める)人もいるのかもしれない」と言われている通り、もちろん歌唱スタイルも様々だと思うしそこに優劣など無いだろう。
ただ、長年ファンの間で幾度となく挙がっていたこの話題。
他のベテラン実力派歌手の方々も取り入れている同じスタイルを、私の推しもナチュラルにそして長年一貫して意識して来たと、言葉少ない彼自身の口から語られた事が何だか面白く、ここに記しておきたくなった次第。

因みに、大野くんの歌声の最大の特徴は「哀愁感」を帯びている点だと分析したのは2010年の日経エンタテインメント。
実は私にもそう聴こえることは多い。
だけど、そう聞こえる哀愁感もまた、あの歌声が単に聞き手である我々の感情の受け皿になっているだけの事なのだろうか…?

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まぁでも、彼のソロドラマ挿入曲『ユカイツーカイ怪物くん』について大野くんが「怪物くんはこんな感じかなと思って能天気に歌った」と自身ラジオで話していた事もある。
主演ドラマ『歌のおにいさん』ソロ主題歌『曇りのち、快晴』にも『健太』を感じるというファンは多い。
臨機応変は当然あるんだろうね。

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ミュージカルだったら、ただ歌って音程合ってるだけがいいかって言ったら違うと思うし。やっぱりそこに感情が入ってなきゃいけないし、とか考えると、別に綺麗に歌う事だけがうまいわけでもないんだろうなあ(2017年 CUT)

【ランダムに思い出のARASHI DISCOVERY】2014年11月6日 人と比べてはダメ、昨日の自分と比べなさい(ビデオテープ千切れるほど見てダンス研鑽)

おはようございます。嵐の大野智です。
今日の一言かもんっ!

『私は他の誰かより上手く踊ろうとしてはいない。ただ、自分自身より上手く踊ろうとしているだけだ。』

似てると思うんだよね、言い方。
これは世界的に有名なバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフさんの言葉です。…ね。ええ、日本人じゃなかったですね(笑)

旧ソ連出身のバリシニコフさんは、1974年にアメリカに亡命し、1977年に、映画「愛と喝采の日々」でアカデミー賞にノミネートされています。
ほぉーすごいなぁ~。
この言葉はリスナーのもんもんさんから教えていただきました。
メールを読みますと、

この言葉は、大野さんも同じような事をよく言っているような気がして選んでみました。
この言葉ってダンス以外にも通じますよね。
大野さんのその言葉を目にしたり読んだりする度に、そうだよな~と思うのですが、つい他人と自分を比べたり勝手に競う気持ちになったりして、ダメだな~と落ち込んでいます。
大野さんは、いつからそんな風に思えるようにようになったのですか?最初からですか?

あ~~、いや?人間、比べるよね人と。最初、は。若い内は。ボクもあったもんねぇ、十代は。人と勝手に比べてたよね。いいな~とか。あるよねそれは。

でも、いつからだろうね~。なんかね本もらってね、人~と比べてはダメみたいな言葉があって。昨日の自分と比べなさいみたいな。昨日より、何でもいいから一歩成長する自分になってなさい、みたいな。

は~かっこいいなと思って。
そうしていけばいいんだみたいな、言葉をおいら目にした時に、そっから変わったかな。それがね、たぶん18、19くらいなんだよ。デビュー当時かな。
まあ、この話、ダンスで言ったら、ボクはね~なんかね、「あの人のダンスかっこいいな真似しよう」で、真似…して近づ…こうとしてた、ずっと。

でもやっぱり最初の方はね、出来ないじゃないそんな上手く真似。
そんで、ジュニアん時、まだ踊りが自分なかで好きだけど極まってない時ってさ、なんか踊るじゃん歌番組かなんかで。
で、なんか、自分で「わっ、完璧に踊れたな」でビデオ見返したら、全然イメージと違うことが山ほどあって。もう、腹立ってたね…時があったね。
それでね、上手い人のダンスビデオ、もうテープちぎれんじゃねーかってくらい、家帰ってず~っと見て、それを、自分に置き換えて、想像の世界でやって。そしたらだんだん近付いてきて。
わぁ~っ…できた!って時あったね。うん、積み重ねてたかもね。好きだったからね。
まぁ最初は出来ないけど。一気に出来ないよね、そういう、ね。徐々にだよ、徐々に。
近道は、するとダメですよ、なんでも。

ええ~。いい話したね。久々に。 
そうだね、このいい話、このいい流れの空気のまま、ライブ頑張りましょうか、大野智
ちゃんとやれよっははははは(笑)

以上大野智でしたっ。

【ランダムに思い出のARASHI DISCOVERY】2016年7月8日(金) 母との想い出(涙が出そうなくらい幸せだったの)

ラジオメール
『私は幼い頃、もしも明日起きた時、親が消えていたらどうしよう、という不安を何故か常に抱えていました。
だから毎晩、「おやすみ」と一緒に、明日も絶対会うという約束の意味も込めて、「また明日ね」と付け加えていました。
今思うと自分の事ながら可愛い話だなと思います』

大野
「うん、確かに(笑)」

ラジオメール(続き)

『大野くんは古い記憶で印象に残っているものはありますか?』



大野コメント
 
言葉と言うかね、未だに忘れないのがね、よくたまに母ちゃんに言うんだよ。

ボクがね、多分、3~4年生の時かなぁ。アニメの店があって。ぼくドラゴンボール好きだったから~。

で、ドラゴンボールの、ノートとか、色々、母ちゃんが、買ってくれたのよ。その時ね、一番母ちゃんが大変な時期だったのは覚えてるの、色々あって。

でも、合間で、ボクをそういう、アニメの、ショップに連れて行ってくれて、その後、公園で、、かき氷を一緒に食べたのかな。母ちゃんと。



それが、どぉぉ~~もっっ、幸せで。アハハハハハハハハ(笑)

未だに思い出すわけ涙が出そうなくらい幸せだったのオレ。

それ覚えてんの。それを未だに言うんだよ。あん時覚えてる?オレすごい幸せだったよっつって。



全っ然、覚えてないからね、あの人。まぁ忙しかったからだと思うんだけど。

だから逆に、子供ながら、あんな忙しいのに、合間でそれをやってくれたっていうのがあるんだろうね。子供の時に。

それはね、忘れられないね。あ~、未だに。え~、まぁ皆さんもそういう想い出あると思う。忘れちゃダメだね、こういうのはね。はい。



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映画『忍びの国』感想 その3(※とってもネタバレあり)字幕上映を観た

 

 

※ラストのネタバレもあり※

 





地元映画館でもようやく始まった忍びの国字幕上映 を早速観てきた。

おたく力発揮なのか、無門の台詞に取り零しはなかったけれど、他にはポツポツと聞き取れていない箇所もあり、また新鮮な気持ちで鑑賞する事が出来た。
一回観た方にも十回観た方にも、字幕上映 は是非是非おすすめ!


一例を挙げれば、下山甲斐
終盤の本戦で、とっくに愛想を尽かされた息子にまで「わしを守れ!」と見苦しく叫んでいたこ十二家評定衆は、冒頭の下山砦で我が子を殺めるつもりの「川」の指令前にも周りの下忍たちに向かって同じように叫んでいたんだなとか。
クズ設定が最初から一貫している事が更に強調されて解った。

Twitterで呟いた、信雄を身を挺して守っていた鯉?兜の重臣はやはり豊前守殿(ぶぜんのかみどの)」と字幕が出ていた記憶。

そして、エンドロールの主題歌「つなぐ」にも歌詞が字幕で流れるのが素晴らしい。
やはり映画本編とリンクさせているタイトルや歌詞なだけに、一般の方にもそれが担う役割に気付いて貰えると嬉しいし、自分自身にも再度染みる。

 

 

忍びの国』パンフレットより、中村監督談


主題歌の歌詞がまさにそういうものになっていて、僕の言いたかったことを感じてくれたんだなと思い、感動しました。

 

 



字幕上映もそうだけど、何度も通う内に“気付き”が増えて行く。
何度観ても飽きない作品とはそういうものなんだろう。


今日、なんとなく改めて気付いて切なくなってしまったのは、無門が失ったものはお国だけではないという事だった。


価値観の違う集団の中で、ずっと一人孤独に絶望し続けていた平兵衛は、十二家評定衆の謀略を話してもまだ響かない様子の無門にも哀しく絶望する。
それゆえ起こる、最期の「川」なのだけど…。

 

忍びの国』パンフレットより、中村監督談


川のシーンを編集している時には、思わず胸にこみあげてくるものがありましたね。二人は戦わざるを得なくなっているけれど、もし仲間ならどれだけ最強なコンビだっただろう。二人が組んでいたら無敵だったろうな、と。

 

「わしは…人として、死ねる…」
あの対峙の中で、変わって行く無門の心に気付いたからこそ平兵衛は穏やかにそう、目を瞑る事が出来たのではないか。
彼が無門に「人」の魂をつないだのではないだろうか。
やっと同じ「人」の心を持った伊賀者と対峙し無言の交流を経て、長い間の孤独からも解放されたのかな。

だけども、無門がようやく「人」として目覚めた時、もう唯一のその理解者はこの世に居ない。
何故なら、彼自らの手でそれを葬り去ってしまったから。

「フッ…虎狼の族(ころうのやから)か…」

今度は無門が孤独の世界に独り取り残されることになった。


そんな事を考えながら映画館を出たら、夏の真っ青な空が広がっていて、なんだか涙ちょろり。

 

忍びの国』僕は平兵衛は、人であることに憧れた悲しい忍びとして演じたつもりです。

復讐の連鎖を止めたのは平兵衛ではないのです。

 

 

鈴木亮平さんが、映画公開後に彼のTwitter公式アカウントでこう呟かれていた。

人間らしい愛情深さがある人だからこそ復讐者となるんだろうに、実際に復讐に手を染めれば妄執の鬼となり人間らしさを失って行くという、復讐者の常。
亮平さんは、平兵衛は極端だと思うと何かの媒体で話されていたっけ。


弟を殺されて、伊賀者への復讐心に燃え国を裏切り下忍を斬りまくった平兵衛と、
唯一無二の最愛の人を殺されて、反撃する事なく静かに立ち去り、彼女とも夢みただろう未来に人の命をつなぐ無門

変わる連鎖の形。

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そんな最後の希望「ネズミ」
雑兵の扮装を脱ぎ捨てネズミを見た瞬間の無門はヘラヘラ笑っていて一瞬変わっていないのかと思わせる。
が、次の瞬間、無造作にネズミの手を繋いだ無門の顔はもう以前の無門ではない。

ここの自然な表情変化も何気に大野くん上手いなと思った所。

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そして、Twitterでも呟いたのだけど、やはり同じ場所だろうと思う。

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冒頭で「虎狼の族(ころうのやから)」伊賀者がワラワラと通って来た獣道のような場所を、最後は子供の手をつなぐ「人」になった伊賀者が歩き去って行くという、心憎い伏線回収。
本当に最後まで抜け目がない映画だ。

 



ついでに。

時折見かける、織田側を正義とし伊賀側を人でなしの悪として描き切ってしまう価値観の決め付けってどうなんだ?問題については、
個人的にはこう思うので、記録として一応ここにツイートを纏め置いておく事にする。

 

 

映画『忍びの国』感想 その2(※とってもネタバレあり)

※致命的ネタバレありまくり※


前記事、

映画『忍びの国』感想(※とってもネタバレあり) - ネコの尻尾を追いかけて

このネタバレ感想追記を少しだけ。

 

 


虎狼の族(ころうのやから)たちが価値を見ていた、城一つ建つにも値すると言われる名器「小茄子」と、
それはあくまで“手段”として、無門が本当に価値を見ていた「お国」が、終盤の平楽寺で壊され壊して同時に、この世から消え果てる。

己の心を守る為に自分を欺き続け、過酷過ぎる半生から目を反らし内省せず、人でなしでなくては生きられなかった、無門の呪いが完全に解けたのは、あの瞬間なのかもしれない。



無門は他の虎狼の族(ころうのやから)達とは、やはり少し違っていた。

本当ならお国が言ったようにあれだけ優秀な忍びなら、「羽柴某」かのように立派な侍にだってなれる、もっと金持ちにだってなれる素養だってあっただろうに、
彼はただ、時々忍び暮らしをして小銭を稼いで、あとはお国とのんびり平和に暮らして行ければ、それだけで「楽園」が得られる人で、本当ならでその「夢」は叶うはずだった。

 

あれだけハイスペックなのに、あの世界でのし上がる欲のない中の人(*´・∀・)にその辺、似ていると言えば似ている。



だけど、無門が「死んだ」と聞いて、お国もまた気付いてしまう。
大切な人を失ってみて初めて、また改めて、人としての「気付き」があったのは平兵衛無門ばかりではなかった。

無門がどれだけ自分を大切に想っていてくれたのか、自分がどれだけ彼を大切に想っていたのかを、お国が気付いてしまったばかりに、皮肉にも無門夢みた「楽園」は消えた。


「気付い」てしまった平兵衛お国は死んだ。
彼らは「人」として生きて来られたから。
「気付い」てしまった無門は生き残った。
これから、ようやく「人」として生きて死ぬために。