ネコの尻尾を追いかけて

大野くんと、まつわる諸々、ツイートまとめも

「untitled」ツアーパンフレットから見える彼と彼らの精神と「ソロ曲」についての抜粋

 

 今年のツアーは残念ながら私はお留守番となってしまったのだけど、パンフレットだけは友人の伝のご厚意により早々に入手完了。

今回に限らず、情報満載のツアーパンフレットは読めば読むほど、書店で手にするように簡単に気軽に多くのファンに行き渡らない現状をいつも残念に思う。


しかし、この「untitled」
そのパンフレット一冊の中に詰められた経緯や気持ちも、彼らは別に知られなければ知られないでもいいとさえ思っているのかもしれない。
それこそ、どう誤解されようとも、アルバムや後に発売される(と期待される)コンサート映像を、見聞きし感じたそのものだけ受け止めてくれれば良いと。

そんな事を、タイトルからも見えるアルバムコンセプトや入手困難な伝達手段から感じたりもした。


例えば、
大野くんがパンフレットで話しているこの言葉には、どこかで見覚えが…。

 

『「untitled」』っていうタイトルはね、意味を限定していないところがいいなって思った。“タイトルがない”ってことは、逆にいろんな事が試せたり、それだけ自由だったりするから。だから別に…ライブでも、アルバムでも、最終的な“正解”を見つける必要もないし。それを聴いた人、見た人が、感じたものでいいんじゃないかなって。

 


そう、つまり『「untitled」 』も大野くんの作品集&個展『FREE STYLE』の精神と同じなんですね。

 

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まぁ…でも、……楽に見てほしい、……うん

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いや…笑ってくれたらいいよ、やっぱ…
楽しく帰ってくれたら、いいぃ…、よね
(個展『FREE STYLE』メイキング映像より)

 

 

 皆さん、お久しぶりです!前回の個展('08年)から、なんと7年もかかっちゃいました…すみません(笑)。今回発表する作品は、この7年間で新たに作ってきた“今の自分”です。大野智としても、嵐としての自分も、やっぱり前回の時とは全然違うと思うし。あれから、いろんな出会いもあり、葛藤もあり…っていう、この“7年分の自分”が見えるものになってるんじゃないかと思う。

前回の個展を経て、おいらがどう変わったのか?それが、全てだと思うから。こういう風に見てほしいとか、こんな事を伝えたいとか…そういうものは、ありません(笑)。

この作品集も、見方は自由だし、何を感じるかも自由。何を思ってくれてもいい。気軽に見て、楽しんでもらえたら、それだけでうれしいです。
(作品集『FREE STYLEⅡ』前書き)

 

改めて読み直すと、この『FREE STYLEⅡ』、前書きから後書きから「メンバーへ」まで、全てが切ない…。

ただただ彼としては、純粋にキラキラした気持ちでしかなかっただろうに。
FREE STYLEは、ファンの子が見たがっているから、待ってくれているから、という彼らしい素直な気持ちからスタートし、お裾分けで見せてくれた、ありのままの彼いわくの『日記』だった。
わたしは、大人になっても消えない彼の自由で純朴なあどけなさが尊く大好きだ。
いつまでも雲の上で、(*´・∀・)<みんないい人、と笑いながらフワフワと浮世離れしていてくれたら、もうそれでいい。


少し逸れたけど、話は戻り、、、

今回のパンフレット個人ページでは、大野くんと似たような意味合いでやはり松本くんもアートの「無題」「untitled」を例に出しアルバム「untitled」を語っている。


だからパンフレットで語られている内容は、彼らが周知を徹底して望むならば他の媒体で話す機会だってあったはずなのに、それをしないのは、彼らの美学のようなものなのかもしれない。そう思ったのだ。
そして、『6人目の嵐』への信頼?

とは思うものの、彼らがそれで良くても、ファンという存在はやはり出来るだけ応援対象を理解したいと思うものだし、先の見えない暗闇が続けばつらくて、もがく事だってあるわけで。
好きな人が悪く誤解されれば、それもまた、どこのおたくだってたまらなくつらいわけで。

 

まだツアーも始まったばかりだし迷ったけれど、そのような状態でファンが混沌とし、ツアーが終了してもなお延々と誤解や誰かが不利益を被る憶測が蔓延し続けるようなことも良しとは思えず。

『ソロ曲』についてと、それに関連する『夜の影』について彼らが話している部分だけ、後ほどパンフレットから一部この場に抜粋して置かせてもらいたい。
パンフレットを手にする機会に恵まれない方の目にも触れてくれると良いなという思いも込め。

 


その前に。
前回のアルバム『Are You Happy? 』で、その斬新さからディレクター達を不安がらせた果て、見事美しいハーモニーを作り上げた大野くん監修曲『Miles away』

あれからカップリングを中心とする嵐曲の、主に歌割りに影響を感じる事が幾度かあったのは、気のせいか?とも思っていたものの、今回のアルバム「untitled」ではその感触は最たるものとなったし、同担他担問わず同様の意見は散見された。

そして、今回のユニット曲の組み合わせを決めたのは制作陣とのこと。

松本くんいわく、『全組み合わせをやるわけにはいかないから、制作側からユニット案を提案してもらって。今回の組み合わせは、自分たちが「この人とやりたい」っていうよりも、制作陣が聴きたかった、見たかった人選だったってことですね(笑)』

二宮くんいわく、『ウチは5人だから、その組み分けも「もしどうしてもソロをやりたい人がいたら、ソロ、2人曲、2人曲(の合計3曲)でいくのか?」とか、「2人の組み合わせ×5曲がいいのか?」とか、もちろん考えたし。そんな中で、制作陣が“2人ユニットで2曲、3人ユニットで2曲”っていう形を選んでくれたんだよね。』

 

結局そこもMiles awayに影響された挑戦が続いているのでは?と私には思える。

嵐曲は、基本的に昔からソロパートの多さだけに留まらずユニゾンでも大野くんの歌声が目立つよう調整される事が多かったと思うし、それはつまり、大野くんを投入するとどの組み合わせでもハーモニーの結果が容易く想像できてしまうということ。
従来と違う新しい挑戦がしたいなら、確かにユニット、中でも限られたコンビ曲があの組み合わせになるのも分かる気がした。当然、寂しいけど…(* ;∀;)

 

参考までに、嵐の過去のツアー限定ユニット曲はこんな感じ。

 

【2001-2002年冬「JOIN THE STORM」ツアー】
「Get yourself arrested」(櫻井・松本)※カバー曲
「不良」(大野・相葉・二宮)※カバー曲

 

【2002-2003年冬「新嵐」ツアー】
「幸福論」(松本、相葉)※カバー曲
「I'll Make Love to You」(櫻井、相葉)
「大宮SKソング」(大野、二宮)
「Touch the Breath」(大野、松本)
「L.G.G.P.N」(櫻井、二宮)

 

【2003-2004年冬「LIVE IS HARD だからHAPPY」ツアー】
「もういない...ない」(二宮、松本)
「街が色づく頃」(大野、相葉)
※このツアーで櫻井くんはソロ

 

 要するに、「untitled」というアルバムは、Miles awayから大野くんが先導、そして扇動して来た新しい嵐音楽の形なのではないか、と。
もしかしたら、嵐で出すのに自分の声ばかり出過ぎているのは変だし皆で歌った方がいいから、と自らソロパートを減らしてもらったtruthから既に始まっていたのかもしれない。

だから今回のアルバムの諸々、私には大野くん本人の意思がひしひしと感じられる次第なのです。
その是非や好みはさて置き。

 


※以下、「untitled」パンフレット抜粋紹介。ネタバレご注意。

 

 

 

大野:
今回、ソロがなくて、久しぶりにユニット曲をやってるんだけど。それも、ちょっと新鮮に感じてもらえるかなと思うし、個人的にはユニットでよかったと思うけどね。どうしてもソロがなくちゃいけないとか、そういうことはないと思っていて。やりたい事がある人は、それはやった方がいいと思うけど、みんなで話していて「今ソロで見せるより、ユニットで見せる方が新鮮で面白いことができるんじゃないかな」って。それで今回はこういう形になったってことかな。

二宮:
こうしてユニットでやるのって久しぶりだよね。やって良かったんじゃないかな。俺はそう思ってるけどね。ソロって絶対やらなきゃいけないってものではないし「ユニットでやってみるのもいいんじゃない?」って、今回みんなで話して。ウチは5人だから、その組み分けも「もしどうしてもソロをやりたい人がいたら、ソロ、2人曲、2人曲(の合計3曲)でいくのか?」とか、「2人の組み合わせ×5曲がいいのか?」とか、もちろん考えたし。そんな中で、制作陣が“2人ユニットで2曲、3人ユニットで2曲”っていう形を選んでくれたんだよね。やっぱり、コンサート中の着替えとかステージ移動のことを考えると、5人で歌わないそういう曲っていうのは必要になってくるから。いい形に着地したんじゃないかなって思いますね。

 松本:
今回、ソロでなくユニット曲をやってるんだけど…そもそも、なんでこの形になったか?っていうと、これまでアルバムにソロ曲ってコンスタントにあったものだけど、特に近年はソロでいろんな事をやり尽くしてきたこともあって、今回は1人でやる必要性を感じないってメンバーもいたのね。であれば、無理に入れることもないし、じゃあ、別の形にしようって…。まぁ変な話、ライブで考えると、ソロがないっていうのは着替えとか移動とか実質的な構成を考えると、結構大変なんだけど(苦笑)。でもそれは、今回に関してはこういうタイトルでやってるし、違う見え方になるようにやるっていうのも1つあるんじゃない?ってことで、じゃあ、ユニットやってみますか!と。ただ、全組み合わせをやるわけにはいかないから、制作側からユニット案を提案してもらって。だから、今回の組み合わせは、自分たちが「この人とやりたい」っていうよりも、制作陣が聴きたかった、見たかった人選だったってことですね(笑)。

 相葉:
今回ソロはないけど、ユニットでやってるからね。ソロって、別に…毎年絶対やりたい、やらなくてはいけない、っていうわけではないし。今回も最初に制作チームと皆で「ソロって絶対あった方がいいのかな?」っていう、その意思の疎通はとった上で決めてるからね。僕個人としても、ある程度ソロでやり尽くした感があって…特に前回の『Are You Happy?』の時は、ソロだけじゃなくて、ディレクション(メンバーによる監修)曲もあったじゃない?結構いろんなやりたい事を詰め込んで、ごちゃまぜのカオス状態だったから(苦笑)。正直、「次、どうしようかなぁ?」って思っていたところだったんだよね。だから、今回ユニットになって「その方がアイデアが膨らむかもな」っていうのは思ったかな。だから、俺的にはちょうど良かったって感じはあったね。ソロだけにこだわるんじゃなくて、そういうものも選択肢にあっていいと思うし。いろんな可能性を作っていきたいっていう意味でも、良かったんじゃないかなって。

 

以上が、嵐がパンフレット個人ページでそれぞれ語っている『ソロ曲』について。
櫻井くんだけはソロ曲について触れていないのだけど、他の話についても別媒体での既出話と被る部分が多く、そのせいで端折ったのかもしれない。
なので、櫻井くんの『ソロ曲』についての言葉は、補足的にこちらを。

 

日経エンタテインメント!2017年11月号
(ユニット曲は他のグループでも人気のコンテンツだ。嵐はこれまでなぜ、音源化しなかったのか。)
櫻井:やる必要がなかったから…かな。組み合わせのバリエーションが限られてる5人という人数であることと、それぞれのファンの人が喜んでくれるソロ曲があればいいという理由からですね。それ以上は別に、必要なかった。
今回も、出発点は当然のように「ソロはどうする?」ってことだったんです。でもそこでまぁ“点検”じゃないけどーーーずーっとソロやってきたけど、今年やる?どうする?って洗い直した時に、「じゃあ久しぶりにソロやめてみる?」って話になり、「じゃあ代わりに何やる?」「ユニットやってみる?」ということに。ユニット曲をやりたいというよりも、1回ソロ曲を休んでみようということから出てきた案だから。

(今回の各ユニットの組み合わせは、スタッフからの提案ベースだという。)
櫻井:僕らは「絶対こいつと組みたい」「こいつとは組みたくない」があるグループじゃないからね(笑)。だからスタッフの案をそのまま受け入れました。

 


再び「untitled」パンフレットから、
talk about「夜の影」

松本 この3人で何をやるか?って話をした時に…そもそも、制作陣からは「3人にはダンス曲をやってほしい」っていうことがあったし、今回は大野ソロが見られないから(笑)。そういう意味でもぜひリーダーが振り付けをやってくれる曲があった方がいいんじゃないかなぁと思って。それで…オファーしたら、快諾してくれたんだよね(笑)。
二宮 やっぱり、先生の振り付け曲は見たいもんね!
大野 …うん(ちょっぴり不満げ)。
松本 だから、どういう曲にしようか?というより、リーダーが振り付けやすい曲がいいんじゃない?っていうところから曲選びが始まって。まぁ…それってどんな曲よ?って話なんだけど(笑)。
大野 そうだよ…「振り付けしやすい曲って、何!?」って思ったよ(笑)。
二宮 最終的に、3曲ぐらい候補がある中でね?
松本 そう。結果「これかな」ってサトシ・オーノが言った、この曲になりました。
大野 でも…まだ何も浮かんでないよ?これから、やってみないと分かんない。
松本 演出のイメージは、二宮さんが「こういうのはどう?」っていうのを提案してくれて。なので、この曲に関しては、二宮さんの演出と大野さんの振り付けに僕は乗っかっていこうと思ってます!大変だと思うけど、お願いしますね‼
二宮 いやいや。ここで、俺らが「大変です」とか言ったら…松本さんは、いつも全部を決めてくれているからね。
大野 そう、松潤は一番大変だから。
二宮 だから、せめてこの1曲ぐらいは…ね?それぐらいの手助けはしないと。
大野 助け合って、ね!
二宮 ね、みんなで嵐だから!(笑)とりあえず後はもう、大先生に振り付けが降りてくるのを待つだけですね!
大野: …うん。降りてくるのを待ちだね。
二宮 先生も待ってるからね(笑)。
松本 この3人が得意そうなダンスのイメージとか、あるの?
大野 いや、それもまだ見えてない。とにかく、まず自分が動かなきゃ分かんないから。3日間ぐらい、スタジオにこもりますよ。
二宮 あ、3日間でいいの?
大野 とりあえず、ね。
松本 逆に、3人でやりながら作っていくでもいいし。
二宮 うん、そういう方がいいなら言って。
大野 了解。頑張りますー!


ユニット曲については各人が個人ページでも話していて、大野くんいわく、今回彼が振り付け担当するのは「夜の影」1曲だけとの事。
そのユニット曲の振り付けや、ツアーレポから知れる大野くんソロダンス演出など無ければ、今回はソロ曲もなく一人だけコンビ曲もなく、多くの大野くんファンが本当にもっと寂しいことになっていたんだろうなぁ、とつくづく…。

だから、私は松本くんにはお礼を言いたいのです。ありがとう。

 

それにしても大野くん…、
例年よりも担当するツアー振り付けも少ないなんて、ほんと、何かお忙しいんでしょうかぁーーーっ??。。※。.:*:・'°☆


パンフレットでは、もう一ヶ所、ソロ曲について大野くんが触れているページがある。
キリがないので要約すれば、

 

今回ソロをやらない事も含め、嵐はまだ“進んで行く途中”の未完なグループで、たぶん同じ事をやっていても仕方がないし自分達でつまらなくも感じてしまうから、面白そうな事は取り敢えずやってみますか!って感じ。
一方で、これからも変わらず、今、目の前のことをちゃんとやって行くだけ、その結果が今で、今後も『そうしていく先に、自然と景色は広がっていくのかなって思う』

 

という事を、彼らしいもっと柔らかな物言いと表現で語られていた。
今回のアルバムについて大野くん本人から語られる言葉は、もう大体ここまでかな?

前記事にも綴ったように正直、感情の忙しい今秋ではあったけれど、彼の、そして彼らのこれからの進化を、取り敢えずわたしは期待を込めて見守りたいと思う。

まずは、「untitled」ツアーが嵐5人、スタッフ、ファン、皆さん全員が怪我なく無事に終われますように。
ツアーレポのお裾分けで楽しませていただきながら、セル映像化を待ちながら、同じ空の下からわたしは応援しています。

 

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